図面の座標出しが面倒なので、ChatGPTでPCD座標計算ツールを作ってみた

AI活用

どうも、がんこです。

今回は、PCD座標計算ツールを作ってみた話です。

正直、最初は「何かツールを作りたいな」くらいの感じでした。
めちゃくちゃ明確な計画があったというより、AIを使って何か実用的なものを作ってみたかった。

そこで思いついたのが、PCDの座標計算ツールです。

ざっくり言うと、PCD径と穴数を入れるだけで、各穴のX座標・Y座標を出してくれる小さいツールです。

毎回CADで座標を拾うのが地味に面倒だったので、そこをちょっと楽にしたかった。

図面に座標がないこと、けっこうある

仕事で図面を見ていると、PCDは書いてあるけど、各穴の座標までは書いてないことがあります。

そういうとき、毎回CADで図面を書いて、そこから座標を拾う。

まあ、できるんですけど。
できるんですけど、正直ちょっとめんどくさい。

PCD径と穴数がわかっているなら、座標だけパッと出せたら楽だよなと。

そんな感じで、

  • PCD径を入れる
  • 穴数を入れる
  • X座標とY座標が出る

くらいの小さいツールを作ることにしました。

最初はCodexで作るつもりだった

本当は、最初はCodexを使って作る予定でした。

せっかくなので、コードを書くAIっぽいやつでちゃんと作ってみようかなと。

ただ、初めてだったので、まずはChatGPTに相談してみました。
「こういうツールを作りたいんだけど、どうすればいい?」くらいの温度です。

そしたら、そのままChatGPTだけで作れてしまいました。

HTML形式で出してもらって、ブラウザで開けば動く形。

……あれ、Codexの出番がない。

本当はCodexを使いたかったので、そこはちょっと残念でした。
まあ、そういう日もある。

一発目からそこそこ動いた

作ってもらった一発目から、思ったよりちゃんと動きました。

PCD径を入れて、穴数を入れると、中心をX0、Y0とした座標が出る。
1番穴を真上にして、そこから時計回りに座標を並べる形です。

そのあと、何回かやり取りしながら細かいところを調整しました。

  • PCD図を表示する
  • 座標表を出す
  • 穴径や外形径も入れられるようにする
  • 空欄なら図の表示用に自動でそれっぽく出す
  • 印刷できるようにする
  • リセットボタンを付ける

こういう細かいところです。

最終的には、30分くらいで自分の中では納得できるものになりました。

早い。
本当に早い。

実際の画面

PCD径と穴数を入れると、PCD図と座標表を表示する自作ツールです。

PCD径、穴数、穴径、外形径を入れると、左側にPCD図、右側に座標表が出ます。
今回の例だと、PCD100、4穴、穴径10、外形120。

No.1を真上にして、そこから時計回りにNo.2、No.3、No.4と並ぶようにしています。
座標表も同じ順番で出るので、見た目と数字がつながりやすいです。

ここは地味だけど、けっこう大事でした。
数字だけ出ても、図と対応していないと一瞬迷うので。

このツールでできること

  • PCD径から各穴の座標を計算する
  • 穴数を変えて等配穴の座標を出す
  • PCD図と座標表を同時に表示する
  • 穴径と外形径も画面上で確認する
  • 必要なら印刷する

こういう小さい道具こそAIと相性がいいかも

今回作ったのは、大げさなアプリではないです。

ただのPCD座標計算ツールです。
でも、こういう「毎回ちょっと面倒な作業」を減らす道具って、現場ではけっこう効くんですよね。

毎回CADを開いて、円を描いて、穴を割り付けて、座標を確認する。

それが必要な場面もあります。
でも、座標だけ欲しいときなら、そこまでしなくてもいい。

PCD径と穴数を入れて、座標表が出る。
必要なら印刷する。

それだけで十分な場面もあると思います。

実際に使ってみた感じとしても、今のところ必要十分です。

機能としてはかなりシンプルなんですが、欲しかったことはできています。
そして動作が早い。

CADを立ち上げて、円を描いて、穴を割り付けて、座標を拾う。
それに比べると、圧倒的に楽です。

もちろん、ちゃんと図面として確認したいときはCADを使います。
でも、座標だけパッと知りたい場面なら、このツールで十分なことも多そうです。

完成度より「とりあえず相談してみる」が強い

今回やってみて思ったのは、AIにいきなり完璧なものを作らせるというより、

「こういうの作れる?」

とりあえず相談してみるのは、かなりありだなということです。

自分で一からHTMLを書こうとすると、たぶんそこで一回止まります。
調べることも多いし、細かい表示調整も面倒です。

でもAIに投げると、とりあえず動くものが出てくる。

  • ここを変えたい
  • この表示はいらない
  • 印刷できるようにしたい
  • もう少し見やすくしたい

みたいに調整していけばいい。

これはけっこう自分に合ってる感じがしました。

最初から100点を狙うんじゃなくて、まず50点くらいの動くものを出す。
そこから触りながら直す。

修理とか検証に近いです。

まず動くか見る。
動いたら、気になるところを直す。
それでいい。

このへんは、機械の修理とかPCの検証と近い感覚でした。

最初から完璧に組むというより、まず動く最小構成を作る。
そこから、気になるところを一個ずつ直す。

AIでツールを作るのも、たぶんそのくらいの距離感がちょうどいいのかもしれません。

今回の感想

PCD座標計算ツールは、思ったよりあっさり作れました。

しかも、ただの遊びではなく、実際の仕事でもちょっと使えそうです。

こういう小さいツールを作れるようになると、面倒な作業を少しずつ減らせるかもしれない。

大きいシステムを作るとか、すごいアプリを作るとかじゃなくていいんですよね。

自分がちょっと困っていること。
毎回ちょっと面倒だと思っていること。
でも、わざわざ誰かに頼むほどでもないこと。

そういうところにAIを使うと、かなり面白いです。

本当にあっという間にできたので、何か作りたいものがある人は、とりあえず相談してみるのはありだと思います。

まあ、自分の場合はCodexを使う前にChatGPTだけで完成してしまったので、そこだけ少し予定外でした。

でも、そこが面白い。

今のところ、このツールを配布する予定はありません。
まずは自分用の道具として使えればいいかな、という感じです。

気が向いたら、スマホでも使いやすいようにしたいです。
現場でちょっと確認したいときに、スマホでサッと開けたら便利そうなので。

次はちゃんとCodexも使って、もう少し実用寄りのツールを作ってみたいところです。

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