はじめに
どうも、がんこです。
最近、自宅の作業環境をアップデートするのにハマっています。現状でも特に不満はないのですが、もう少しかっこよく、おしゃれにしたいなと感じるようになりました。
そんな時に気になったのが 「デスクシェルフ」 です。
おしゃれなデスクを紹介するYouTube動画を見ていると、必ずと言っていいほど登場するアイテムで、デスクの上に置くちょっとした棚です。モニターや雑貨をのせると、デスクが広く見え、おしゃれさもぐっと増して、雰囲気が良くなります。
ただ、既製品は意外とお値段が高い……。
「まずは雰囲気を確かめてみたい」という気持ちだったので、手頃な価格でサクッと作ることにしました。
目標は、材料費1,000円以内(税抜き)、工具や消耗品、カット代まで全部含めても2,000円以内。
しかも釘もネジも不要、両面テープだけで完成する、お手軽プロトタイプです。
材料と工具の準備
材料はホームセンターで簡単に揃います。どれも安価で手に入りやすいものばかりです。
材料
- カフェ板(天板用)
1000mm×200mm×30mm 税込780円 - ホワイトウッド面取り材(脚用)
30mm×30mm×600mm 税込298円
合計:税込1,078円(税抜980円)
工具・消耗品
- スライド丸ノコ(またはホームセンターのカットサービス)
- 紙やすり(#80 → #120 → #240)
- 両面テープ(強力タイプがおすすめ)
※紙やすりやカット代まで含めても、2,000円あれば余裕です。
製作手順
1. デスクを採寸して、ざっくり図面を描く
まずはデスクのサイズを測りましょう。
ここをサボると「天板が大きすぎてはみ出した…」なんて事故が起こります。
図面はざっくりでOK。図面化しておくと、材料購入時に店員さんに説明しやすいです。

2. 材料を購入する
図面を持ってホームセンターへGO!
自分好みのカフェ板とホワイトウッドを選び、レジに並ぶだけ。

3. 材料をカットする
ここからちょっと工作っぽい雰囲気になります。
- カフェ板は長さを100mmカットして、全長900mmにします。
- ホワイトウッドの脚材は60mmずつ5本にカットします。
今回はスライド丸ノコを使いましたが、持っていない方はホームセンターで「カットサービスお願いします」と頼めばOK。数十円〜数百円でやってくれます。

4. 表面仕上げをする
カフェ板の表面や脚材の角を紙やすりでなめらかにします。触ったときにトゲが刺さらない程度で十分です。
順番は、#80 → #120 → #240と、だんだん細かくしていきます。
ヤスリがけの注意点
- できれば屋外、室内なら換気の良い場所で作業
- 防塵マスクやメガネを着用して、削りカスを吸い込まない・目に入れないようにする
木の手触りがサラサラになると、ちょっと職人っぽくて気分が上がります。
5. 脚材を接着する
いよいよ最終工程です。脚材の端面に両面テープを貼り、天板の裏にくっつけていきます。
強力タイプの両面テープなら、しっかり固定されて案外安定します。
ただ、貼る前にしっかり位置を決めておくのがポイントです。

ガタつき対策
脚を付けたあとに、ガタガタすることがあります。
原因は脚材のカット精度や、カフェ板の反り・曲がりによるものが多いです。
対策例:
- 脚材の配置を変える
- クッション性のある両面テープを使う
- 紙やすりで脚材の高さを微調整する
今回のこだわりポイント
脚材を内側に配置して、主張を抑える
脚材は天板の四隅ぴったりではなく、少し内側に寄せて取り付けています。
こうすることで正面から見たときに脚材が目立ちにくく、全体がスッキリして見えます。
脚の存在感を抑えるだけで、見た目がぐっと洗練されるのでおすすめです。
脚材の本数は4本ではなく5本
一般的なシェルフだと四隅に4本脚を付けることが多いですが、今回は5本にしました。
5本目は、天板の幅の中央、奥行きに対して一番奥に配置。
これは、ディスプレイを載せたときに一番重さがかかるのが中央奥だからです。
そこに支えがあるだけで安心感が増し、たわみやぐらつきも防げます。
完成!
はい、これで完成です!
材料を買ってからここまで、のんびりやっても1〜2時間あれば終わります。

実際にモニターや小物を置いてみると、見た目もスッキリして気分も上がります。
おしゃれなデスクに一歩近づいた感じがして、テンションが上がりますね。

ただ、強力とはいえ両面テープで固定しているだけなので、掃除やレイアウト変更で移動する際は、あまり横に引きずらないほうがいいかもしれません(笑)
おわりに
今回のデスクシェルフは、低予算・短時間で雰囲気を試せるプロトタイプとしては大満足の出来でした。
実際にかかった費用は材料費税込1,078円(税抜980円)のみで、当初の「税抜1,000円以内で作る」という目標も無事に達成!
これは紙やすりや工具、両面テープなどの消耗品をすでに持っていたためで、もし何も持っていない場合でも、カット代や消耗品を含めて2,000円程度あれば十分再現可能です。
とりあえず形にしてみて、もっとこうしたいなと思ったら次のバージョンで改善していくのが楽しいです。
木材DIYの第一歩としてもおすすめですし、失敗してもダメージは小さめ。
YouTubeで見かけたおしゃれデスクに近づきたい方は、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください!
コメント