最新のゲーミングPCは高すぎる。PS5もいい値段がする。 ふと思いました。「じゃあ、ジャンクパーツをかき集めて、激安でPS4くらいのゲーム体験を作れないか?」と。
これは、プロの自作講座ではありません。 予算1万円ちょっと、ハードオフの青箱(ジャンク)から拾ってきた「訳ありパーツ」だけで、どこまで遊べるマシンが作れるかを試す実験ドキュメントです。
失敗したら笑ってください。でも、もし成功したら……夢があると思いませんか?
1. 今回のミッションと「縛り」ルール
ただ安く作るだけじゃ面白くないので、明確なゴールを決めました。 「ジャンク/中古パーツを中心に組んだPCで、PS4相当のゲーム体験ができるか」を、実際のプレイ体感を通して検証することです。
ここで重要なのは、ベンチマークの数値(スコア)ではありません。 僕が重視するのは、以下のような体感面です。
- 操作に遅延や違和感がないこと
- 負荷の高い場面でも大きなカクつきがないこと
- PS4で遊んだ記憶と比べて大きな差を感じないこと
数値が良くても、遊びにくければ「不合格」と判断します。
2. 選ばれし「訳あり」パーツたち
この無謀な挑戦のために集めた、愛すべきジャンク戦士たちを紹介します。 合計金額は 11,850円(税込)。

心臓部:Intel Core i7-3770 & マザーボード
- 入手価格: セットで2,750円
- 採用理由: かつての名機、4コア8スレッドの粘り強さは伊達じゃない。


映像担当:GeForce GTX 680
- 入手価格: 1,100円
- 採用理由: 腐っても元ハイエンド。PS4世代のゲームなら戦えるはず。
- 訳ありポイント: HDMI端子が死んでます。 「もし壊れていても、メルカリに流せばある程度の金額では売れるはず」という皮算用で購入。多少の手数料や送料で数百円の赤字が出たとしても、それは夢を見るための勉強代。大怪我はしないと判断しての、ざっくりとしたGoサインです。

居住区:中華製オープンフレーム
- 入手価格: 3,600円
- 採用理由: 予算の3割をここに使った理由はただ一つ。「頻繁にパーツ交換する可能性があるから、いちいち蓋を開けるのが面倒くさい」。あとメカメカしい見た目のロマンです。

その他:
- メモリ: DDR3 16GB(8GB+4GB+4GBの変則構成)
- OS: Linux Mint(無料・軽量化のためWindowsは不採用)
3. この検証のスタンス
この検証では、以下の考え方を大切にします。
- 「設定」で粘る: パーツ交換は簡単ですが、まずは設定調整(解像度や描画方式)で改善できないかを試みます。設定で改善できた記録こそが、この検証での最大の成果です。
- 失敗を隠さない: 教科書的な正解ではなく、失敗や限界も含めて記録すること。読んでくれた人が「自分も試してみよう」と思える再現性を目指します。
【画像:オープンフレームで組み上がったメカメカしいPCの全体像】
次回予告:組立編
次回、いよいよ組み立て。 「最小構成では動くのに、組むと動かない」 「HDMI死亡説が濃厚になるグラボ」 ジャンク自作の洗礼が次々と襲いかかります。
果たして1万円PCはBIOS画面を拝めるのか? お楽しみに。

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